
すごい人に出会ったときに、
素直に相手を「すごい!!」と認められるか、
どうにかアラを探して相手を引き下げようとするか、
反応は大きく2つのパターンに分かれます。
相手を認めることができる人は、
その人に近づくために努力や勉強ができる人。
相手のアラ探しをする人は、
今の自分を変えようとすることを拒み、
現状を変えることができない人です。
どちらの考え方をすれば、あなたの人生は上向きになるでしょうか。
人の長所を認め、自分の足りない所を見つめることができる人は、
自分の実力を謙虚に見きわめられる人であり、
これから大いに成長できる可能性を秘めています。
人の良いところを認めることは、
人生に有益な楽しみ3選でも取り上げています。
そして忘れてはいけないのが、
その時に卑屈に考えることなく、
「今はあの人ほどスゴイことはできないけど、自分はここまではできる」
と自己アピールを忘れないこと。
相手にさりげなく自分の売り込みをして、
あなたの人となりや目標を相手に知ってもらうことができます。
「賜(し)や、何ぞあえて回(かい)を望まん。
回や、一を聞いて以て十を知る。賜や、一を聞いて以て二を知る」
【論語 公冶長篇】
(意訳) 「私など到底 回には及びません。
回は一を聞けば、十(全体)を知ることができます。
私は一を聞いて二(倍くらい)を知る程度です」
※回=孔子の弟子、顔淵(がんえん)の名。賜=孔子の弟子、子貢(しこう)の名。