ブログ 詩吟

一生勉強 一生青春

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30代になってから始めた詩吟は週に1度、お稽古しています。
主に70代の先輩方に交ざって、次の発表会に向けて練習の日々。
詩吟は漢詩や和歌を独特の節回し(節調という)で吟ずるものですが、
その節回しを滑らかに整えることがとても難しいのです。

同じ時期に詩吟を始めた70代のお仲間も、独特の節回しや音程、
アクセントに悪戦苦闘しながら、繰り返しチャレンジしています。
年齢や人生経験に関わらず 、新しいことに挑戦すれば 「一生勉強」。
本気で一所懸命に取り組めば、いつまでも若くイキイキとして「一生青春」。
そんなことを感じながら、いつも楽しく練習しています。

現在、私が練習している詩
   『 暁に発す 』 (月田蒙斎 作)

残月の滴露 人の袂(たもと)を湿(うるお)す
暁風(ぎょうふう) 髪(はつ)を吹いて 秋冷を覚ゆ
忽ち驚く 大蛇の 路(みち)に当って 横たわるを
剣を抜いて 斬らんと欲すれば 老松の影

(意訳)
月が残る明け方、滴(したた)る露が袂をしっとりと濡らす。
風が髪に吹きつけ、ひんやりとした秋の気配を感じる。
ふと見れば、大蛇が行く手を遮るように道に横たわっている。
刀を抜き、斬りつけようとしたが、よく見るとそれは、
年を経た松の姿であった。

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